ドイツ~チェコ旅行7日目…4月4日(月)…その9

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■7日目…4月4日(月)…その9

  プラハ
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プラハ城、聖ヴィート大聖堂→旧王宮と見学した後はの聖イジー教会と聖イジー修道院に行きます。
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↓聖イジー修道院(左)と聖イジー教会(右)
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ここの広場は聖イジー広場と呼ばれ、聖イジーはドイツ語の聖ゲオルギウス(ゲオルク)のチェコ名で、西暦303年にローマ皇帝ディオクレティアヌス(在位284-305)の許で殉死した騎手や戦士の守護聖人のこと。
よく馬に跨ってドラゴンを退治する姿として描かれています。

イジー(チェコ語)=ゲオルク(ドイツ語)=ジョージ(英語)


まずは赤茶色のファサードが特徴的な聖イジー教会へ・・・。

・Bazilika svatého Jiří (バジリカ・スヴァテーホ・イジー) 聖イジー教会

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プラハで一番古い教会。
ボヘミア公ヴラティスラフ1世により920年に設立され、973年にロマネスク様式に建て替えられました。
その後火災で焼け落ち、1142年に再建されました。
建物の右奥に白いロマネスク様式の白い塔が建ち、初期バロック様式の赤茶色のファサードが目を引きます。
創建以来、何度か改修を繰り返し、現在の外観は17世紀に建設されたバロック様式の建物がメインになっています。

 
↓聖イジー教会と二本の塔
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左右の塔を比べると、右側の塔がやや高く、太くなっています。
これは左側の塔が女性を表わし、右側の塔が男性を表わしているんだとか。


↓聖イジー教会の側面部と塔

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↓聖イジー教会内部
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内部はロマネスク様式のバシリカで、先ほどの聖ヴィート大聖堂(ゴシック様式)と比べてもかなり簡素な印象です。

壁は出っ張りがなく、窓以外は装飾もなく、天井も板張りの平天井です。

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↓内陣と祭壇
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↓祭壇の右側にある棺
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この棺は、この聖イジー教会を創立したボヘミア公ヴラティスラフ1世(在位915~921)の棺です。

↓棺の側面に描かれているヴラティスラフ1世の肖像

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次はその隣の聖イジー修道院へ・・・

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・Jiřský klášter (イジスキー・クラーシュター) 聖イジー修道院

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ベネディクト派の女子修道院である聖イジー修道院の内部は、現在チェコ国立博物館のボヘミアバロック部門として公開されています。

私が入場したのは17:40頃・・・。
18時で閉館なので、博物館の職員は「時間がないから急いで回ってね。」みたいなことを言っていました。
私も時計を気にしつつ、駆け足で鑑賞して回りました。走る人

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さらに何体もの巨大なブロンズ像が・・・。

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