ドイツ~チェコ旅行7日目…4月4日(月)…その7

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■7日目…4月4日(月)…その7

  プラハ
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・Katedrála svatého Víta (カテドラーラ・スヴァテーホ・ヴィータ) 聖ヴィート大聖堂

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聖ヴィート大聖堂のステンドグラスを鑑賞した後は、側廊~翼廊と進んでいきます。
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↓中世のプラハの街並みを彫った彫刻
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天井を見上げると・・・ゴシック建築の特徴の一つ、ヴォールトというアーチが連なっています。
ちなみに日本語では「穹窿(きゅうりゅう)」と言うそうな・・・。

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進んでいくと・・・

・Hrob sv. Jana Nepomuckého (ヘロプ・スヴァテーホ・ヤナ・ネポムツケーホ) 聖ヤン・ネポムツキーの墓碑

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おおっ!これはすごい!(゚m゚*)


銀色に光輝くこちらはボヘミアの聖人、ヤン・ネポムツキーの墓碑。
「ネポムクのヨハネ」とも言われます。
この豪華絢爛な墓碑は、ぬわ~んと2トンの銀でできているそうな・・・。ぴかぴか(新しい)

聖ヤン・ネポムツキー
は重要なので、名前は覚えておく必要がありますね。たぶんテストに出ます。

ヤン・ネポムツキー
(1340頃~1393)
プラハで司祭に任ぜられましたが、当時のボヘミア王ヴァーツラフ4世(=神聖ローマ帝国皇帝ヴェンツェル1世)とカトリック教会との対立に巻き込まれました。

具体的な経緯については、空席となっていた大修道院長の人選をめぐる問題があったとする説や、司祭として知りえた王妃の告解の内容を王に明かすことを拒んだからとする説などがあります。
いずれにせよ王を怒らせた聖ヨハネは拷問を受け、1393年3月20日に命を落とし、その遺体はカレル橋の上から投げ捨てられましたが、同年4月17日、ヴルタヴァ川の川岸で発見されました。

カレル橋にも像があり、台座部分のレリーフに刻まれた聖人をなでると幸運が訪れるそうな。

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続いては、墓石の上に銅像が・・・。人影

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この顔、どこかで見たことがあるような・・・。冷や汗2

帰国後に調べてみたら、ザルツブルクの大司教を務め、その後、プラハ大司教に就任したフリードリヒ・ヨハネス・フォン・シュヴァルツェンベルク(1809~1885)という人でした。

シュヴァルツェンベルク枢機卿と言うのが一般的な呼ばれ方かな?

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↓続いて、これも墓碑なんでしょうけど・・・いくら調べても誰のお墓なのか分かりませんでした・・・。
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・Svatováclavská kaple (スヴァトヴァーツラフスカ・カプレ) 聖ヴァーツラフ礼拝堂

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この礼拝堂は聖ヴィート大聖堂の中でも最も重要とされているようです。
ボヘミア公ヴァーツラフ1世(907~935)の聖遺物が保管されていて、一般の見学者は入り口から中を見ることはできるものの、礼拝堂内には入れません。

ヴァーツラフ1世という人は、この聖ヴィート教会の元になった聖堂を創建してた人物でもあり、聖ヴィート教会の正式名称「聖ヴィート、聖ヴァーツラフ、聖ヴォイテフ大聖堂」に彼の名前を見ることもでき、チェコでは民族の英雄として重要な存在だそうで、命日の9月28日はチェコの祝日になっています。

ちなみに先ほどの聖ヤン・ネポムツキーのところで出てきた王ヴァーツラフ4世とは別人です。


・kaple Nejsvětější Trojice a Panny Marie (カプレ・ネイスヴェティーシー・トロイツェ ア パナニ・マリーエ) 三位一体と聖マリア礼拝堂

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大聖堂の一番奥(東端)にある礼拝堂で、金がふんだんに使われた祭壇画がまぶしいです。ぴかぴか(新しい)


↓巨大なパイプオルガン
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きっと荘厳な音色なんでしょうねぇ~♪


充分に堪能して大聖堂の南側を見ると、大きな時計塔が見えます。

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よく見ると、文字盤が2つあり、それぞれ針が一本ずつです。
上の文字盤が時間を表わし、下の文字盤は分を表わしています。

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この時、時刻は16時46分

針が長くて、少々分かりづらいです・・・。冷や汗2


↓大聖堂の東側 (後方)

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