ドイツ~チェコ旅行6日目…4月3日(日)…その4

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■6日目…4月3日(日)…その4



ヘプ → フランティシュコヴィ・ラーズニェ → ハズロフ → ヘプ → プラハ
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ハズロフの村の滞在時間はわずか43分

これからヘプに戻り、ペンションをチェックアウトして、ヘプからプラハに向かいます。
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●Hazlov (ハズロフ)11:20発 → Cheb (ヘプ)11:42着
Os17211
(Osobní オソビニー=鈍行列車)

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ヘプ → フランティシュコヴィ・ラーズニェ → ハズロフ → ヘプ → プラハ
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ヘプ駅に11:42に到着。プラハ本駅行きの列車は12:13発です。
この31分の間にヘプ駅からペンションに行き、チェックアウトしてデカいスーツケースを持ってヘプ駅に戻り、切符を買って列車に乗らないといけません。
乗り遅れると次の列車は2時間後の14:13発、なんとしても12:13発の列車に乗らなくては・・・。

ヘプ駅到着11:42
  ↓
宿泊先のペンションに走る 走る人 家
  ↓
デカいスーツケースを持って4階から1階へ・・・ カバン
  ↓
鍵をポストに入れて急いでヘプ駅に向かう 走る人 学校
  ↓
窓口でプラハ・ヴルショヴィツェ駅までの切符を買う チケット
  ↓
列車に乗る 電車
  ↓
12:13発車
ダッシュ(走り出すさま)

●Cheb (ヘプ)12:13発 → Praha hl.n. (プラハ本駅)16:28着
R617
(Rychlík エリッフリーク=快速列車)

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ふぅ~・・・なんとか合ったワ・・・
ε=( ̄。 ̄ )

ヘプ駅からプラハ・ヴルショヴィツェ駅(プラハ本駅の1つ先)まで距離は290km、約4時間20分、片道切符は278Kč(約1510円)

ムチャクチャ安いですね!うれしい顔ぴかぴか(新しい)

↓プラハ・ヴルショヴィツェ駅までの切符
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帰国後に切符を見て気付いたのですが、記載部分(中央の太字)に経由がマリアーンスケー・ラーズニェ~プルゼニュになっています。

↓私の乗った列車の経路(プラハ本駅まで4時間15分)
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↓切符に記載されている経由の経路(プラハ本駅まで3時間32分)
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うそぉ~・・・。( ̄ω ̄;)

事前にチェコ鉄道のサイトで調べた時は、後者の経路なんて出てこなかったのにィ~・・・。
あせあせ(飛び散る汗)

この時はそんなことにも気付かず、フツーに乗っていました。
ちなみにどっち経由で行ってもOKで、運賃も同じです。


ヘプ駅を12:13、定刻通りに発車した列車は、いよいよプラハ本駅に向けて走り出します。

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↓車両編成(1は一等車、2は二等車です)
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12:13 - Cheb (ヘプ)
12:26 - Kynšperk nad Ohří (キィニシュぺルク・ナト・オフジー)
12:41 - Sokolov (ソコロフ)
12:52 - Chodov (ホドフ)
13:05 - Karlovy Vary (カロルヴィ・ヴァリ)
13:20 - Ostrov nad Ohří (オストロフ・ナト・オフジー)
13:43 - Klášterec nad Ohří (クラーシュテレツ・ナト・オフジー)
13:49 - Kadaň-Prunéřov (カダーヌ・プルネーロフ)
14:00 - Chomutov (ホモトフ)
14:03 - Chomutov město (ホモトフ・ミェスト)
14:07 - Jirkov zast. (イェルコヴ・ザストゥ)
14:22 - Most (モーストゥ)
14:33 - Bílina (ビイーリナ)
14:40 - Duchcov (ドゥフツォフ)
14:50 - Teplice v Čechách (テプリツェ・フ・チェヒハーフ)
15:07 - Ústí nad Labem (ウスティ・ナト・ラベム)
15:13発

  ↓
16:16 - Praha-Holešovice (プラハ・ホレショヴィツェ)
16:28 - Praha hlavní nádraží (プラハフラヴニー・ナードラジー)

15:07にウスティ・ナト・ラベム駅に到着、6分ほど停車します。
ちなみに都市名の「ウスティ」「河口」という意味で、「ナト・ラベム」とは、「ラーベ川(=エルベ川)のほとり」という意味です。

「ラーベ川(エルベ川)の河口」
という感じかしら?

「ロケット(=肘)」
にしても「ヘプ(=曲がる)」にしても、「フランティシュコヴィ・ラーズニェ(=フランツの温泉)」にしても・・・チェコの都市名はストレートな名前が多いですね。冷や汗

さてさて、15:13にウスティ・ナト・ラベム駅を発車した列車は進行方向が逆になり、1時間あまりをノンストップで走ります。
多少揺れていた列車ですが、スピードを上げ、さらに揺れます。

↓対岸の高台に城が・・・。冷や汗2
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帰国後に調べてみたところ、この城は「Hrad Střekov (ストシェコフ城)」といって、リヒャルト・ヴァーグナーは1842年にこの城を訪れ、歌劇「タンホイザー」のインスピレーションを得たそうです。

・・・こんなところに城があったなんて・・・知らなかったワ・・・。冷や汗2

城を後に車窓は列車の轟音と共にめまぐるしく流れていきます。

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ラーベ川沿いを走ります。

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ちなみにラーベ川はドイツ語でエルベ川と言い、全長約1091km。
ポーランド&チェコ国境地帯のステーティ山地に源を発し、チェコ北部、ドイツ東部を北へ流れ、ハンブルク付近で北海に注ぎます。

ヴルタヴァ川(=モルダウ川)は、プラハの北50kmの辺りでラーベ川に合流しています。

↓河畔の急カーブ
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↓河川敷の簡易別荘と家庭菜園
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ヨーロッパでは、都市部に住んでいる人が郊外に簡易別荘と家庭菜園を持ち、週末になるとそちらに出掛けて野菜作りをしたり、川辺で過ごしたりしているそうです。

↓対岸に見える鉱山
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1時間あまりをノンストップで走った列車は、プラハ・ホレショヴィツェ駅に停車後、終点のプラハ・フラヴニー・ナードラジー(プラハ本駅)に到着しました。

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  ヘプ → フランティシュコヴィ・ラーズニェ → ハズロフ → ヘプ → プラハ
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16:28、定刻に到着。時計

ドイツの列車は遅延が多かったけど、チェコの列車は殆ど定刻通りに走っている印象です。

プラハ本駅で乗り換え、1つ隣のプラハ・ヴルショヴィツェ駅近くのホテルに向かいます。

 

 

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