■5日目…4月2日(土)…その7
ヘプ → ロケット → ヘプ
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さてさて、この城を訪問した4月2日(土)は、ちょうどお祭りが開催されていて、堡塁や中庭には、いろいろなお店が出ています。
奥にある、かつて本館だったところにもアクセサリーや民芸品のお店が出ています。
その中で目に目に留まったお店。
上には巨大なちくわのようなものが吊られていて、なんかドーナツみたいなものを売っています。
・・・というか、すんご~く甘くていいかおり・・・。( ̄・・ ̄)
・Trdelník (トゥルデルニーク) 40チェココルナ(約217円)
甘い香りにつられて買ってみました。
見た目は・・・学校給食で出てきた揚げパンの中身をくりぬいた感じです。
では、さっそく・・・。
もしゃもしゃ・・・。Ψ( ̄~ ̄ )
おおっ!これは美味!!
歯触りはサクッとした感じで、とても甘く、シナモンの香りがします。
この後、プラハやカレルシュテインの町でも見かけることになりますが、今までドイツやオーストリア、ルクセンブルクでは見たことがなく、チェコに来て初めて存在を知りました。
ドイツのお菓子であるバウムクーヘンに似ていますが、こちらはサクッとした歯触りのお菓子です。
パン生地のようなものを引き延ばし、金属のパイプに巻きつけ、それをぐるぐる回しながら焼いています。
途中で砂糖やナッツなどをトッピングしてまた焼きます。
トゥルデルニークを焼いている様子
・Trdelník (トゥルデルニーク)
チェコ語が読めなくてもお店の上にはデカいちくわのようなものが目印になっているので、これを見つけたらぜひ買って食してみてくださいね♪
トゥルデルニークを食した頃はもう17時を過ぎていたので、お祭で中世の衣装を着た人たちもテントの中で休んでいました。
↓庭園内に置かれた晒し台と車輪(拷問器具)
子供たちが使って遊んでいました。
ヘプ城の向こう側に出てオフジェ川の方から廃墟の城を見上げます。
↓オフジェ川の対岸から見たヘプ城
・Mlýnská věž (ムリーンスカー・ヴェシュ)
「Mlýnská」をドイツ語に訳すと「Mühl」もしくは「Mill」となり、「水車」を指します。
「věž」は「塔」のことなので、「水車の塔」ですね。
1475年に建設されました。
当時はこの塔の足元をオフジェ川が流れ、水を汲み上げていたようです。
↓ヘプ城下、川沿いの外郭
ヘプ城の城壁にポッカリと入口が・・・。
どこに繋がっているのでしょうか?
何やら怪しい香りが・・・。
さっそく入ってみます。
中世当時に作られたもののようで、かなり昔の雰囲気が漂っています。
そして通路は二股に・・・。
右の方はその先の扉に鍵がかかり、行けそうもありません。
向かって左の通路を進みます。
通路も登り坂で、その先に階段があり、上に続いています。
通路は小屋に続き、外に出ました。
これは城の下(河原)と上の外郭を結ぶ通路だったワケですね。
時刻は18時、夕日に照らされるヘプ城を撮って帰ります。
メインストリートを抜けて、スーパーで買い物をしてペンションに帰りました。
やはり風邪は治りません・・・。
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