その建物に入り、通路を進むと…さっきと同じ案内板が・・・。
なんでしょうね?(*-ω-)?
上から順に「Útrpné právo (ウートルプナー・プラーヴォ / チェコ語)」、「Folterkammer (フォルターカンマー / 独語)」、「Torture Chamber (トーチャー・チェンバー / 英語)」、「Камера пыток (カーメラ・プイタク / ロシア語)」と書かれていますが、ドイツ語はおろか英語もロクに話せない私はこの時点で何の案内板か分かりませんでした。
絵から察するに、人形博物館かな?(チェコは人形劇が盛んだから…)
狭い通路を抜け、階段を下りていくと・・・
入り組んだ通路を抜け、さらに階段を下っていきます。
まだ下っていきます…。
やっと部屋らしきものが見えてきました。
・・・木製のドアの小窓を覗くと・・・
ぬぉっ!Σ( ̄ ̄
藁を敷いた狭い部屋に横たわる人(蝋人形)。
・・・どうやらここは地下牢獄のようです。
なんかイヤ~な予感がしますが、更に進みます。
壁にしつらえた棚には拘束器具らしきものが・・・。
別の扉の小窓を覗くと・・・
どしぇ~!(οдО;)
牢獄に繋がれ白骨腐乱死体となった囚人・・・さらに近くには地下に巣くうネズミ(人形)まで・・・。
どうやらここは地下牢獄&拷問・処刑施設のようです。
他にも八つ裂きになった死体や、首吊り状態にされヨダレを垂らして目をむき出しにして悶絶する囚人の人形などがありましたが、ものすご~くグロかったので、これらは撮影しませんでした。
それでもご覧になりたい鬼畜な方 心臓の強い方のために、一番下にURLを貼っておきます。
・・・なんかこの地下牢・・・ものすごく広くて深くて・・・城全体から見ても広範囲を占めているような気がします・・・。
どんどん進みます。(引き返すならこのへんで引き返した方がいいかも)
↑左の壁には金属製の拘束器具とおぼしきものが、右側には一人が立って閉じ込められる檻が・・・。
このあたりで、かなり苦しそうな呻き声が聞こえてきます・・・。
ウヴッ・・・ぐえぇ~
おおぉっ・・・ぐおっ!
がぁあぁあっ!
あう~グゥオォォォ~・・・
さらに鐘の音も聞こえます。
奥には・・・
!!(゚m゚*)
これは拷問にかけている様子ですね。
囚人をハシゴのようなものに拘束し、足首にロープを括りつけ、それを巻きとった芯棒を回転させて・・・身長を伸ばしてくれるんですね♪
黒い服の人は、自白内容を書きとる人でしょうか?
時々こちらを向きます・・・やたらにリアルな作りです。
更に奥には・・・(まだあんの?)
扉が開かれていて、檻が嵌めこまれているその向こうに・・・
↓荷車つきの木製の檻と執行官と処刑された生首が・・・。
↓ベンチに仰向けに縛りつけ、熱したヤリ(焼きゴテ?)でグサっと・・・
↓生き埋めの刑
↓座った状態で手足を拘束
時々こちらを向きます。
↓壁に展示されている金属製ハーネスのような拘束器具
↓白骨腐乱・・・(以下略)
このあたりは城の中庭部分から見ると地下三階部分に相当し、城外に面した小窓からはごくわずかな光しか入らず、(当然ながら)暖房もないので、とても寒いです。
凍えるような寒さ、ネズミや虫が這いまわる劣悪な環境に押し込められ、苦しい拷問にかけられ、残酷な方法で長時間苦しみ悶えながら死に追いやられる・・・。
いゃ~・・・恐ろしいですね~・・・。
城を訪問すると、中世の拷問器具やその様子の絵や版画などが展示されていますが、実際に蝋人形を使い、効果音まで入れて展示されているところは滅多にありません。
そういう意味でもこのロケット城(Hrad Loket)は、中世の拷問&処刑の様子を知るには貴重な城だと思います。(^_^;)
あまりにもグロいものは撮影しなかったのですが、まだ物足りないという方は、こちらのサイトをご覧ください。
http://tomiweb.blog.cz/0902